お疲れ様。
今回はリズムやグルーブに対しての考え方のアップデートの話。
俺の好きなマッドカプセルの歌詞に
頭の固いおっさんは取り残されていく
俺とお前は最初から
頭の作りがまるで違うんだ
とゆう歌詞がある。
1992年発売当時は若者目線で笑いながら見ていた歌詞やけど、現状を考えると言い得て妙で笑っていられないと思っている。
まぁ、昔は常識って思っていたことが、いつの間にか廃れた間違った思い込みって事はたくさんある。
スポーツで言えば俺たちはうさぎ跳びをめっちゃさせられた世代やけど、実は体に良くない運動で膝や腰を痛めてしまう大きな要因と指摘され、今ではもっともやってはいけないトレーニングとされているよな。笑
水を飲むな!ともよく言われたけど、これも今は逆でたくさん水分を取らないとダメ!って言われるな。笑
風邪の時に無理して仕事に行くのが正義と言った風潮も今は、風邪をまき散らす悪となっている。
変わっていくのは仕方がない、順応とミーハーの違いをしっかりと!
多くのデータが礎となったり、科学や技術の進歩により間違いが訂正されたり、新たな常識が生まれたりするのは当然仕方がない事なのはみんなも分かっていると思う。
分かっているが知らないうちに狭い常識に囚われてアップデートできない事って実はすごく多いと思う。
勘違いして欲しくないのは、別に時代の変化に敏感になれとも思ってないんよ。
大切な事は常にフラットな第3者の目線で見極めていこうとするナチュラルな心構えってこと。
新しい事にやたらと飛びつくミーハー心も新しいものをちゃんと見もしないで取り入れられない固い心も時間を無駄にしていくだけになる。
単純に古いものに固執するだけじゃなくて、ミーハーなのも頭の固い1例だと認識して欲しい。
専門職と成功者が間違えがち
ここで、少し核心に入って行くと、専門職と成功者がこの間違えを気付かずにしたり顔で人に物を上から目線で教えていることが多い。
まぁ、本人たちはその常識が間違いじゃない時にうまく行ってるので、間違いとは言えない部分はあるものの、今の時代には通用しないって事やな。
仕事では銀行員や公務員、政治家など。成功者ではYouTubeで成功した人や株や投資で儲けた人なんかに多い。
俺たちの属する音楽も専門職になる!
音楽やお笑い、テレビ・映画業界、他にもマンガ家やスポーツ選手。
本題に入ろう!!
前置きが長くなったがめちゃくちゃ重要な事で、既に俺たちが成功しているならこれまでの自分の学んだ常識や知識で時代とマッチングする部分があって結果を出したんだと思うが、現在成功していない俺たちは結果が出るように柔軟に順応していく必要があるって事やねん!
すごく大事な事なのでずっと念頭に置いて行動して欲しい。
そして、過去の常識と音楽的変わるのは
打ち込みはにはノリが無い
これを変えてもらいたい。
これは20年前まではまだギリ正しい言葉やと思うが現在は違う。
この間違った言葉が多くの間違ったミュージシャンを生み出している!
確かに40年くらい前にテクノの様な打ち込みの音楽が出てきた時は打ち込みには特有の質感があって、生の楽器で演奏しているものにある良さが無く、別のいい部分があり、そこを特化して楽しむ音楽の1つのサブジャンルとして生まれた。
この機械特有の感じと人の演奏特有の感じを当時の音楽業界関係者は
「ノリが違う」
と解釈して多くの雑誌やメディアでも実際に世の中に公表されていた。
人が演奏すると機械の様にぴったりに演奏はできないけどそのちょっとした前や後ろにズレたのが人間にしかだせない音楽のノリで機械には真似が出来ない良さだ!
多くの専門家が同じことを口にして、それを見たり聴いたりしたライブハウス関係者や先輩ミュージシャンが同じことを口にした。
結果的に前や後ろに乗せてノリを出そうとする間違った、単にズレているだけのミュージシャンが増えた。
俺も「なるほど!その通りや!たしかに人の演奏してる方がグルーブを感じる!」
と思っていたが本当に稚拙な耳を持ったバカな子供じみた意見だったと反省している。
しかしこの馬鹿な意見はおそらく日本特有の間違えた歴史だと思う。
そして、日本人の30代以上の多くのミュージシャンがこの間違いを今でも信じていると思う。
様々な角度からの歴史がもたらした結果
じゃあ、完全に同じ意見だった俺がなぜ真逆の意見へと移行していったのか。。
その経緯を一緒に頭の中で体験して欲しい。見えてくると思うから。
自分の周りにいるミュージシャンは「このノリがどう」だとか「前にもっとついた方がいいかな?」「いやいや、もっと後ろに乗せた方がグルーブが・・」なんて言葉が飛び交っていたし俺も必死で前や後ろに乗せる事について考えていた。
しかし俺が好きなジャンルの世界で活躍しているSlipknotやKorn、Limpなんかのトップバンドはぴったりの演奏に聞こえるぞ??
実際今聴いてもかなりの精度でぴったりだと思う。
日本でもメジャーで活躍してる好きなバンドは全部ズレてるように聞こえないぞ・・・
俺が分からないくらいの細かい前後があってそれでノリを作ているのかな???
じゃあ俺たちの様なもともとタイム感がぴったりに程遠い連中が前や後ろにずらしてノリを作ろうと思っているのは単にズレているだけでノリ何て出ないのでないのでは??
人に分かりやすく説明するために俺はよくこの、もっと細かい精度で前後にズレてノリを作っていると話して、リズム矯正の重要性を教えるので、みんなにも言ったことがあると思うけど、これも嘘です。
もっと広い視野で見ていくと、俺の好きなジャンル以外で打ち込みの音が40年前から進化している。
ダンスミュージックってほとんどが打ち込みやん??
ノリがない音楽なのにダンスに適しているの??
ホントに機械にノリがないなら変過ぎないか??
ヒップホップもほとんど打ち込みやぞ?
めちゃくちゃグルーブがあるぞ!
ラップを乗せる人が前や後ろにしているから?
いやいや、歌い癖で多少前後はするやろうけどほとんどがタイムにぴったりやぞ?
そう、実際にはぴったりタイムにジャストが一番乗りが出て、グルーブもするのが現実。
どうして間違いが生まれた??
じゃあ40年前、どうして日本の音楽業界はみんなして間違った常識を持ったのか?
そしてそれが長年にわたって正解と思われたのか?
答えは打ち込み機械の技術の問題が正解。
大きな要因の1つは音の出方の問題通常楽器や声はその人に個性があるもののほとんどが弦やドラム、声を出した直後にピークが来て、次のストロークまでに音圧が下がる
こんな感じの波形になる。

しかし40年前の機械はまっすぐ同じ音圧で音が出る。音量では無く音圧ね。
この音圧の落差がダイナミズムを生んでノリになる。
楽器やプレイヤーによって音圧のピーク値やその量が変わるのでそれがかみ合う事で機械にはない特有な質感が生まれている。
それを当時の音楽関係者は前後のずれで生まれていると誤解釈したのが原因。
実際生楽器でもコンプを充て過ぎて音圧過多になるとダイナミズムが出ない。
最近のメタルコアのキックが乗りにくいのはこれが原因。
せっかくの生の良さを殺して機械の悪い部分に近づけている。。
20年くらい前まではかなり高価な最近機種でアナログ回路を使用したシンセのみがアナログの個体差から音圧の変化が生まれて、生に近いグルーブが出始めた。
この頃のテクノをやる人は「シンセはアナログじゃないとダメ」と言う人が多い。
これも当時は正しいけど今は間違い。
その後の進化で今はデジタルの安価なシンセでも生楽器に近い音圧を再現している。
もう1つは音質。低音にしても高温にしても生の楽器とは別物の周波数が鳴っていたので、音圧と音質で誤解釈になっただけ。
実際機械の技術があがり今の打ち込みはダイナミズムが生まれている。
世界的にもEDMが大流行している。
単純に機械が出す質感が好きか生楽器が出す質感が良いかの選択して、時代と共に繰り返すと思う。
今回SEをアップしたのもみんなに実際に理解してもらえる材料になると思ったから。
充分ノリがあると思う。
あともう1つマッドカプセルが打ち込みと同期してるのはみんな知ってると思う。
どんなバンドでもレコーディングの後にミックスで多少のずれを矯正するとは思うけど、
「010」ってアルバムがあって、これは完全にクリックにぴったりまであとで矯正していると思う
めちゃめちゃグルーブしてるよな。
って事で最後の結論やねんけど、こういったことを踏まえていつも言ってる
決められた音を決められたタイミングで出来るだけ速く決められた長さの音を置いていく!!
これが全ての結論になる。
この言葉にはうえで説明したことのすべてが含まれた内容になっていると分かってもらえると思う。
小手先の技術はいつでもやりたい時にあとで手に入る。
それぞれクリック練習とかをやってもらってる意味の再確認とその重要性を改めて分かって欲しい。
逆に言えばそれが出来れば後は「どの音をより強いインパクトにするか(韻を作る)」を教えれば勝負できる土台に乗ると思うから。
生音とかで録音したら自分の音がどれくらい前や後ろにズレているか分かると思う。耳で聞いてわからないくても目で見てズレていれば向上の余地がまだまだあるって事。
そこを自分で矯正する事で耳や感覚がさらに良くなるのでめちゃくちゃ高い目標設定で取り組んで欲しい。
以上

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